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2014年9月17日水曜日

トーラーתורהの採用した表現方法

トーラーתורהは極力賞味期限の短い抽象的単語を避けて、物語の構成、構造で読み手を触発しています。何故、抽象的単語が賞味期限が短いのかの理由は解りません。恐らく時代によって産み出された抽象語は照射出来る範囲が狭いのかも知れません。 従って、構造を注目しなければ意味を充分汲み取れない様に出来ています。
近現代で言うところの修辞法とは意味が違うでしょうが、表現の為の方法だったと言えます。トーラーתורהのヘブライ語は整然とした文法的体系を持っていたのかよくわからない点をよく見かけます。しかし、伝承では書き写しの際には一言一句も書き換えるなと戒めているのです。ですから、書き方全てに理由があると思わなければならないと思います。何かを伝えたかったと思わなければならないのです。そういう前提でトーラーתורהを読まなければ真の意味は汲み取れないと思っています。
私は新約聖書を無謬の書だとしている方達が偶にはトーラーתורהをよく読み直して自らのよって立つ根拠を洗い直して見る事も必要ではないでしょうかと思っています。考えてみて下さい!トーラーתורהが無謬の書として読んだらトンデモナイ事になりますよ!トーラーתורהは元々喩構造で出来ている事が大前提です。その喩構造を通して人が生き方を自ら決め、掴む事へ誘っていると気づいて頂きたいのです。
トーラーתורהは人の生き方、生存の為の力の源泉の在り方を探る、行動の為の書です。「トーラーの何処にそんな事が書いてあるのか?」と反問する方の目は空ろです。書いてないのではありません。書かれてある事にしか関心を向けられないのなら、その方は思考する事に土台向いていない方ではないでしょうか。物語の持っている
①比重関係、
②得失も含めた肯定と否定の在り方、
③強調の度合い、
④警告の在り方、有無。
⑤テーマの共通性、
⑥異質性、
⑦繰り返し、反復
⑧一貫性
⑨異質性 等々です。
物語には直接文字に書かれていなくてもこの様な抜き出せる視覚性は必ずあります。これら、視覚化出来た要素を物語の関係性を見る時に挟み込む事で物語の在り方の新たな側面を照射する事が出来て、改めて平板だった言葉が立体的に生きるものとする事が出来るのです。
ユダヤ人の生き方を少しでも知っているのなら、トーラーתורהを生きたものとして信仰しているその在り方を考えてみて下さい。世界は神の創造の後継者として人の手で創造が継続されているという認識の下に地の渾沌に新たな光を照射しているという在り方が見えてきませんか?既に近現代が解明した世界の在り方は無謬の神の解明なんかではありませんでした。世界に問う在り方はトーラーתורהが神に問う問い方と変わるところはありませんでした。

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