| トーラーは人が陥り易い所(ジャンル)を決して否定しない。その代わり、当該のジャンルの質を変質させる事によって、当該のジャンルを否定した事にしてしまうと言う方法を採っている。その様にして人がそこを振り返る事を促している。古層のジャンルのままで質が転換して行くので、思わず概念転換が図られた事に気が付きにくいのであるが、ジャンルを設定した時には必ず古層に属する概念故、 オランダにスピノザというユダヤ人の哲学者がいた。彼は神の概念を近代的な解釈を施して説明したところ、ユダヤ人コミュニティから破門されてしまった。コミュニティ側は近代的な言語を使った説明なんぞ不要である。古層から説き起こさなければ、気が済まないと言う事なのだろう。これはユダヤ人コミュニティの保守性ということでは説明が付かない事である。宗教がどの様な所からイメージを拾って来ているか、興味が尽きないところである。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿