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2017年8月15日火曜日

トーラーの様な大部の書と云うのは読み手にとって、読んでる内にテーマを見失いがちであろう。その理由は読み手が変に警戒して、と云う言い方も可笑しいが、言葉ひとつ一つに意味を見付けようとして「ぺシャット」的に文字通りの意味を吟味しようと細かい、ちまちました拘りが森の中に迷い込む原因となってしまうのである。木を観て森を同時に観れないのは、当然である。象徴、暗示を捉える方法「レメズ」的に探索する方法がある。しかし、私は他に良い方法はないものかと考えて、トーラーを小話の集合であろうと考え、小話に先ず分けてみたらいい筈と考えてみた。小話の関係性を観ていくと言う方法である。小話に分解する事によって、小話どうしの関係が語っている事が段々見えて来たのだ。小話と小話の関係が説明が付くと一つの纏まりが出来るのでこれを中話とすると、大体これで一話完結する。今度は中話どうしの比較を行なうと、非常に中話どうしの共通点とか、共通点はなくても、範疇の共通性等も見えて来る。こうして中話どうしの緩い連合が出来るから、トーラーの場合は前半、後半と云う大話に分けられる様に考えた訳である。前半で世界や民族の叙事詩的体裁を取りながらトーラーの最もコアな部分を描いている。後半は前半を引き継いでいる様に見えるが、コアな部分から一旦距離を置き、伝承と云う記憶技術の方に力が入っている様なのである。ここに宗教的位置付けの記述が表れている様に思う。日本人が読むと一番退屈な部分と云われる処である。この様にしてトーラーの整理の方法を見付けたと云えると思う。しかし、これが正しい方法なのか確証は持てないので、ここから得たユダヤ教、ユダヤ人の在り方と照合する事が可能ならば、したいと思っている。しかし、幸運にもその照合の仕方は概ね間違った方向では無かった。

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