מבנה

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2012年10月18日木曜日

5)気が付き始めたきっかけ…

私が何故トーラーの構造を調べたくなったのか。それは私が参加させてもらっている「トーラーを原典で読む会」に出席して最初の頃でしたが、創世記冒頭に早速出てきた神名とそれを受ける動詞との性、数が合致しないと言う問題が出てきました。私はまだ面食らうのみでしたが、この問題はヨーロッパでも早くから気がついていたようで、この会のテキストにもElohimは「尊厳の複数」なる解説が紹介されていました。この説明に多少引っかかったくらいで、その時はそのまま通過してしまいましたが、喉に引っかかった魚の小骨がなかなか取れない事は続いてました。逆に魚の小骨が大きくなってきたと言うのが大きかったです。それから読み進む内、「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」と言う表現がひとつの纏まりとして何度も出てきたのです。あっ!これかな?と何となく思いました。ここにリンクしていたと思ったのです。三人の族長に立ち現れた其々の神はバラバラではなく一貫した存在なんですと言う宗教上の主張がはっきりと読み取れました。その統合された固有名詞としてモーセに立ち現われて名を明かした神の名がEhyeh asher Ehyeh。その三人称表現としてのYHVHではないかと思い当たった訳です。そうしたら、どの様に一貫しているのかの疑問が次の小骨でした。まだ、三人称表現だけなら答えは見付かってないも同然です。でも、粗筋は書けてきたかな?という感じは持てたところでした。創世記冒頭を何度も読み直し、日月火水木金安息日と何度も心の中で呟きました。そうしたら、視野を一寸「引き」にしてみようと思い立ちました。私が会をお休みしている間会は出エジプト記真っ只中を進行中でした。出エジプト記は奴隷に身をやつしたヘブライ人がエジプトから逃げる物語だが…とあれこれ考あぐねていました。つい、奴隷とは?と思った途端!これは自分が好きでしている仕事ではない!エジプト人に使われてるだけではないか?虐げられている事も確かだろうが、戸口に塗った血、過ぎ越し、ヘブライ人とエジプト人との混住?選別?まさか!しかし、明らかなアブラハム、イサク、ヤコブの生き方との落差、考えても、考えても纏まらない!/……

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