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2015年4月12日日曜日

223)トーラーの観念形式の独自性

宗教は観念についてどう捉えているだろうか?実はこれが最も出し難い答えかも知れません。キリスト教ではあらゆる概念は先験的であるとの捉え方です。あらゆる概念は神の被造物に対して与えられた名前ですから、人間が詮索する余地は最早ありません。ところがトーラーでは神の創造範囲は限定的であって、途中からは人間に引継がれている設定になっています。と言うことは、人間は独自の知見を得ると言う立場にあると言う事になっています。これがトーラーの観念形式が大きく独自性のある所となっています。人は個体では得られる知は限られていると言えますが、横に押し広げられて連携共有して巨大な知の構築物を造る事が可能であるという設定にもなっています。即ちトーラーの観念形式の中身は人が問い掛ける余地が十分残されていると言う事になっています。

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