מבנה

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2015年5月8日金曜日

246)心のバランスを取ると言う綱渡り

人は心のバランスを維持する事は自らの手でする事は難しいと思います。バランスは取れなくても、偏った方に安住する事は可能でもあります。バランスを取ると言う綱渡りの様な事は個人の力では負担が大きいのです。心のバランスもさる事ながら、政治、仕事、思考、人間同士の関係等、何事に於いてもバランスの取れた丁度良い状態を保つ事は殆んど不可能に違いありません。しかし、それを表面的にでもしなければ、社会の中では生きて行く事は難しいと思います。人はバランスを取るに当たって右も左も何たるかは一応は知っておかなくてはならないと思いますが、左右も知らずして偏ってしまう事は、復元も出来なくなってしまいます。トーラーではどの様に捉えているでしょうか?トーラーでは相克、葛藤と言う形で表現していると思われます。典型的なのがアブラハムのイサクの燔祭でした。過酷な選択を迫られた結果、解決の仕方は奥の手を使ってしまいましたが、矛盾は十分課題として意識していたと言えます。奥の手でしたが宗教改革の前後にあった最重要課題を真正面からぶつけ合わせたのだろうと思います。如何にもアブラハムらしい葛藤であったと思います。その後は寧ろユダヤ人の生き方にもある通り、最重要課題と実際の現実問題の落差、狭間に葛藤する姿を見る事になると思います。

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