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2015年8月15日土曜日

225)トーラーは物語がギッシリ詰まった風呂敷包

 
トーラーは物語がギッシリ詰まった風呂敷包です。風呂敷包を開ける時は一番上の結び目を先ず解きます。必ず創世記から読み始めます。創世記の初めが総ての物語を纏める結び目になっている為です。先ずそこを解いて開けて観ます。トーラーはこの様に総ての物語が循環して繋がっています。トーラー理解の為にはこの構造理解が不可欠かも知れません。最初から風呂敷が開きっぱなしになっていると折角閉じていた結び目構造に気がつく事がないかも知れません。矢張りトーラーは風呂敷包を先ず開ける所から始める事が必要かもしれません。だから、トーラーの出だしは「Bereshit」と宣言しているのだろうと思います。トーラーの循環構造とは最初と最後が繋がっていると言う事に尽きます。物語が繋がっていると言うよりも、構造が繋がっていると言ったら良いと思います。創世記の神の仕事はそのまま人間の営為に繋がると言う事を全編を通じて述べ尽くしているのです。何故それが解るのでしょうか?神が創造と言う仕事をした時の方法にヒントがあると思います。人が物を作る様に材料を以って作るのではなく、既存の命名物に追認すると言う方法を採っている事に特徴があります。人間が既に認識している事物を追認する形で創造しているのです。もっと重要な事があります。神の創造行為の中には単に創っただけではない分けると言う行為もあったのです。これは創造行為に含まれるのでしょうか?「みずを分ける」事もありますが、神が創造したと訳される「bara'」も矢張り「分ける」と言う意味を本来持っていた可能性があるのです。「分ける」とは創ると言うより整理と言う様な意味にも取れるかも知れません。/……
 

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