| トーラーの思想の骨格にあるのは「現実に戻れ!」と言う事であろう。神の名前と性格は人の精一杯の能力と冷静な現実的に生きる事に対応する知恵と行動であった。その核にある物は人の強靭な決意と流されない確信の元に生き抜く事であった。決して神を信じる事は第一義的ではなかった。寧ろ古い神は脱ぎ捨てようとしていた。恐らく、古い神像はカナンの女神たちが背負っていた筈である。それを強引に男神に作り変え、提起したのだった。恐らく女神像は考古学的遺物で発掘されるかも知れないが、男神像は作る根拠がない筈だから出土しないと思われる。カナンの大衆に纏めて訴える方法として宗教改革を行なったのであろう。それは他力的な女神論理から自力的な男神論理への転換であった。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿