| 客観的なるものはどういう事なのか?客観性は如何にも体裁良さげな言葉であるが、それは事物の本質からどんどん遠ざかって、焦点を敢えてぼかそうとする乃至は全く学ぼうとはしないと言う怠惰な思考回路そのものである。人間の世界に於いて体裁ばかりを考えていれば何も実現はしない。体裁とは自己の意志は凡そ無く、他者の顔色を窺う事ばかりの生き方、思考様式でしかないのである。客観性という空洞なスパイラルを抜け出す事でなければトーラーを理解するなどはとても出来ないだろう。我々は理解の為に努力すべきなのであって、客観的にお膳立てしたものを選択するのではないのである。 この客観主義は一種の病理である。この病理の一面は人間の公益に適う共有概念を流通させる媒体ではあるが、もう反面は何も成し遂げられない日和見主義の根源思想である。 |
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