מבנה

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2013年11月19日火曜日

ヘブライズムと他の思想を比較する時に…  

 
ヘブライズムは我々日本人が理解出来る事ではないかも知れないが、尤も理解出来ると断言する事も控えるべき事だと思いますが、過剰な祭り上げも不要ですけれど、ヘブライズム自身の中の質的差違を感じてしっかり整理してみることも理解の為に避けては通れないと思います。先ずヘブライズムの諸現象、諸概念がどの様に内部的に有機的に生きている思想であるかを理解する事が重要と思います。他の思想における諸々の概念がヘブライズムと共通の語彙や事項で結ばれているからと言って、それ等をイコールで結ぶと言う事は知的営為と言うよりは知識の量の多さとか、寄せ集めの結果しか得られないと考えています。先ずヘブライズムへの肉薄が必須と考えています。私はその理解から始めたいと思います。  
一方、ヘレニズムは特定の思想ではなくて、特定が不可能な位複合的な文化現象だったと思います。但しヘレニズム的文化現象を其々の文化に痕跡的に残っており、共通点も感じさせる事が出来るものでもあります。例えば、仏教は元々仏像を作る文化は持たなかったにも拘らず、ヘレニズムとの接触によって初めて仏像文化を発達させました。中央アジアに東進したヘレニズム国家が仏教と出会い国教としてからギリシア系の造形技術を持った職人たちが仏像を作り始めたと言う事です。恐らく仏像は仏教を視覚的に拡散する上で有効であるとの考えに依るものと思います。又仏像を作るに当たり光輪を付ける文化は空間的に伝播的に波及したものではなく、職人達に依る直接持ち込みである可能性が強いと思っています。そのヘレニズム国家の名称はGreco-Bactriaです。 
トーラーが何故秘匿的であるかの理由は①民族的伝承の書であると言う事②数次に渡る宗教改革を経験しており、解き明かす事が殆んど不可能な状態になっている事。③編集方法が言語要素に依存し過ぎていない配慮がされている事。(言語の意味から容易に到達出来る真意と言うものは存在しない。) ④読者の問い掛けが理解の為には必須となる様に書かれている。⑤普遍性に関する事は一切言語として書かれておらず、容易に到達、理解を拒絶する様に書かれている。
 

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