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2015年1月27日火曜日

175)トーラーと政治的傾向

 
私の様な人間を「左巻きの人間」と言うらしいです。初めて聞いた言葉ですが、確かに私は政治的には左派に属していたけれど、「左巻き」とは、もう死語になってしまった「クルクルパー」と言う言葉を思い出します。そう言う意味なんでしょうか?確かに私はそう言われても仕方がないとは思いますが、ただ、左派の名誉の為に申し上げておきますと、右派と違う点は全ての事は対象化されて検討されるべしと言う点にあります。右派は触れてはいけない聖域化された部分を持ちますが、左派は地上の物は全て対象化されて検討されなければならないと言う事です。人間同士は聖域化された部分を持つ事によって権力化の根拠にしたりしますから、その様なヒエラルキーを作り易い聖域化には私は馴染めません。人を縛る構造の根拠に結局はなる訳ですから、あらゆる聖域化、ヒエラルキーには抗したいと思います。専門領域とは違います。権力は専門領域とは違います。では、トーラーはどの様な立場でしょうか?トーラーが本来的に政治的な右派、左派の区別を持っている事はあり得ず、それを問う事は当然ナンセンスですが、地上の物として対象化して行こうとするスタンスを持っている事は間違いないと思います。トーラーの記事の中にはあらゆる事に警告的であり、地上のものは等しく検討の対象となっているとしているので、タブーとすべき事は一切ないと言う立場だという風に感じます。従って、トーラーの立場は右派ではなく左派に近いとも感じますが、実際にはユダヤ人の政治的な指向は様々で左派的でもあり右派的でもある事は心得ています。色々な傾向がありながら全体としてバランスが取れる様になっていると思います。
 

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