מבנה

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2014年12月23日火曜日

156)宗教宥和と言う幻想

  
私は宗教が「エキュメニカル」などと称して対話して分かり合えるのだろうかといつも疑問に思うのです。それぞれの宗教が持っている観念形態は独立で閉鎖的で、非和解的で、宥和どころか自己の立場の優位性を揺るがせには決してしないだろうし、他者の宗教を溶解、吸収しようとの誘惑には勝てないでしょう。常に信者数獲得は気になるところでしょう。若し本当に宥和をすると言うなら、互いの組織をどのように解体しどの様に統合するかの条約形成の話し合いに入る筈ですが、その様な事は全く聞き及んでいません。矢張り自己の組織を壊す根拠を見出せずにいるのです。即ち、宗教宥和と言う花火を打ち上げても決して実現する積もりもないし、出来る筈ないのです。又優越したグループが有ってもそこに統合する自立性もあり得ないのです。宗教がいつの間にか社会的、政治的存在に変化していた事に宗教内部の当事者が気が付かない程肥大化変形してしまったのでしょう。どんなに大きくても小さくても組織というのはそんなものです。どんな仔象でも象は象です。/……

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