| トーラーの核心的部分は創世記冒頭に神の仕事として理想的な形で描かれ①、その後に続く物語では①との距離感として描かれています。距離感は近いものから遠いものまで様々に描かれますが、物語として重要なシーンはヘブライ人がエジプトで不本意な労働をした事が最も遠い経験として隠し立てする事なく描かれているのです。寧ろ理想形に近い筈のエピソードには紙面はさほど割かれていないのです。独立した書としてルツ記がある位である。アブラハムに至っては、何故アブラハムは何の目的でにカナンに旅立ったのかの理由すら書いてないのである。この書き方はアブラハムは貴方ですと、云う意味にも受け取れなくもないのである。目的を貫き通すと云うアブラハムの事跡を浮き彫りにするものであろう。 |
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